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    みるくらりあっと Vol.3 ~続・MOE SYNDROME~ 2日目 その1

    前回の記事の続き。ちなみにこの記事で書く範囲内では、ライブ本編のことには触れないので、ライブについての情報が知りたい方は、スルーしていただいて構わないっす。ただの駄文ですので。

    みるくらりあっと1日目を終えた俺は夜もすっかり更けていたにも関わらず、学校に向かったわけだ。
    12時を回ったくらいに研究室に到着し、計算機ちゃんたちがどれくらいシミュレーションを進めておいてくれたかを確認し、ちょっとだけプレゼン資料を作り、2時には帰宅。風呂に入り、泥のように眠る。
    2日目に備え、十分に睡眠をとっておかなければ命にかかわるからだ。
    すごく気持ちのいい睡眠だったと思う。本当にぐっすりだった。
    そして起きれば8時半。支度して、現地に向かうにはちょうどいい時間だ。
    そして何より、この天気。電波ソング日和とはこのことだ。

    愛車に火を入れ、大阪を目指す。
    途中、東急ハンズに立ち寄り、モモーイの「IVY」とミルキィホームズのための緑のサイリウムを購入し、12時半くらいに現地へ到着した。会場へと持っていく荷物をまとめ、おもむろに会場に足を向けたときに、ふと気付いた。

    あれ・・・?
    チケットは・・・?
    俺、昨日、鞄から出して、テーブルの上に置かなかったっけ?
    え・・・?まさかな・・・ハハハ
    嘘・・・だろ・・・?

    えええええええええええええええええええええ
    うわあああああああああああああああああああああああ

    怒ってはならないことが起きてしまった・・・


    ライブに行く時の必需品
    「チケット」
    「アーティストを愛する心」

    この2つが無いとライブには参加できない。
    「アーティストを愛する心」は常に持っているので、忘れること自体が不可能だが、まさか、「チケット」を忘れるなんて・・・
    鞄の中をざっと確認するが入ってない・・・
    もうダメだ・・・

    車に戻り、エンジンをかけ、泣く泣く家に戻ることにする。所要時間約1時間半・・・・
    往復3時間・・・何組かのアーティストは見られない・・・
    ちきしょう・・・
    ちきしょおおおおおおおおおおおおお


    こういう予期せぬハプニングの時に、絶対に忘れてはならないのが、「落ち着くこと」だ。
    俺は、それを思い出した。まず、落ち着け。あわてて事故ったりしたら、洒落にならんぞ?
    そして、俺は車を路肩に止めた。

    落ち着け・・・
    落ち着くんだ・・・
    俺が今やらなければならないことは何だ?
    猛ダッシュで家に戻ることじゃないはずだ。
    「落ち着いて解決策を考える」ことだ・・・
    落ち着け・・・
    落ち着け、俺・・・
    素数だ・・・素数を数えるんだ・・・

    2、3、5、7、11、・・・

    落ち着いた俺は考えた。
    「そもそも俺は、本当にチケットを忘れたのか?」
    落ち着け・・・落ち着いて、よく探すんだ・・・
    一昨年、出張でボストンに行った時に買ったMIT(まさちゅーちぇっちゅこうかだいがく)のバッグは結構でかい。ポケットもたくさんある。落ち着いてよく探すんだ・・・
    ローソンチケットの紙のチケット入れが出てきた。中身は無かった。ちっ、これは昨日のじゃねぇか・・・
    タオルや着替え、サイリウムの入った袋。一つずつ確認しては、俺の絶望感が高まっていく。
    鞄の外側のポケットを見る。
    暇つぶし用に買っておいた「よつばと」10巻、「俺の妹が(ry」の7巻。大学院生だというプライドを維持するために持ってきた論文・・・・

    ん・・?

    ローソンチケットのチケット入れがもう一つあるぞ・・・?
    まさか・・・
    これは・・・

    あったああああああああああああああああああ
    これは間違いなく今日のチケットっっ!!整理番号163!!!
    まさしくこれが俺のチケット!!
    あっぶねえええええええええええええええええええええ
    さすが俺!チケット忘れるとかさすがにありえねぇよなああああああああ


    いやぁ、本当に落ち着いてよかった。
    このまま家に戻ってたら・・・と想像するだけでも怖い。
    家に戻ると、あるはずのところにチケットが無い→おかしいな?→鞄を調べる→チケット在中→うわああああああああああああああああ
    ってなことになっていたはずだ。
    多分、あまりの自己嫌悪に耐えられず、ベランダからアイキャンフライしていたところだったぜ。

    とんだ自作自演のハプニングのおかげで、テンションが若干高まったが、これで安心してライブに参加できる。後でよく考えたら、当日券買えばよかったんだけどな。


    てなわけで、まだ会場の敷地すらオープンしていない時間帯に到着し、門の前の待機列なう。
    そんなこんなで始まる「みるくらりあっと Vol.3 ~続・MOE SYNDROME~」の2日目。
    肌寒い中、大雑把な整理番号順に並ぶ。このイベントの並び方はちょっと特殊で、整理番号順は順なんだけど、その並び方が大雑把なんだよね。俺は別にいいけど、いろいろな人が文句を言っていた。というのも、100番刻みくらいのブロックごとに先着順に並ばせるシステム。分かりやすく言うと、101番と200番で比べると、普通は101の方が先に入れるんだけど、このシステムだと、もし、200番のほうが先に並んでいたら101番よりも早く入れてしまうのだ。なんとかしてほしいけど、まぁ、あくまで俺はそこまで気にしてないからいいや。

    初春コスの子(♂)の集団が横にいてギャーギャーうるさかったけど気にしない。こいつらは、モモーイライブハウスツアーの大阪の時にも見かけた連中だな。まぁ高まる気持ちが抑えきれないのは俺も一緒だ。
    13時半を回り、開場となる。昨日よりも多いスポーツドリンク、サイリウム、タオル、Tシャツと結構重装備だったが、荷物はコインロッカーに預けることなく、そのまま会場内へ。
    163番という番号にも関わらず、前から5列目ど真ん中という結構グッドなポジションをゲット。やかましそうな連中のそばだがまぁいいや。ってか狭い・・・。あたりまえだけど。

    そして、今から1時間、この圧縮状態のまま待機。昨日と変わらないPVの無限ループ。
    ちょっとは種類用意しろよ・・・と。これから発売するゲームのPVだけじゃなくって、昔のやつとか流せばいいのに。

    俺のとなりにスルっと入り込んできたゴスロリの背のちっちゃい女の子が、サイリウムの折り方を俺に聞いてきたりした。ってか、女の子が隣だと気をつかうから嫌なんだよな。もし、俺がフィーバーして、はずみで体当たりとかしちゃったら、吹っ飛んでいきそうだし。無駄にガタイのいいこの体を呪うぜ。

    そして、1時間が過ぎ、みるくらりあっとのテーマ(?)が流れ、昨日と同様、ジョイまっくす氏が舞台に現れ、開会宣言!!

    西日本最大級のアニメ・ゲームの定期ライブイベントと銘打つ(俺は、参加アーティスト的には日本一だと思っているが)最強イベントの最終日が!今ッ!!始まる!!!




    つ・づ・く
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    みるくらりあっと Vol.3 ~続・MOE SYNDROME~ 2日目 その2

    ここから本編。ライブの内容について書こう。

    ジョイまっくす氏が袖に引込み、出てくるのは、本日のオープニングアクトっっ!!
    めろでぃぱれっとの二人だぁぁぁぁっっ!!
    誰だよおおおおお!!?ってなるだろ?普通。
    さすがの俺も地下アイドルまでは把握してないっす。
    どうやら、「ゆずは」と「しあ」による二人組ユニットで、NEKO-1 GRAND PRIX 2010という西日本最強の電波系ユニットを決める大会で優勝した二人組らしい。そんな二人が今回のオープニングアクトだ。

    登場とともに歌い始めたのは、日曜朝に俺たちの心を鷲掴みにしているアニメ「ハートキャッチプリキュア」のED主題歌『ハートキャッチ☆パラダイス』だッッ!!
    な・ぜ・OP・を・歌・わ・な・いっっ!!?
    と叫びたかったが、アダルティな俺は抑えたね。紳士たるものこれくらいでは狼狽えないッ!
    まぁノリノリで聞いてたわけだが、彼女らのステージについては、二人ともちゃんと踊れているし、さすが大会で優勝しているだけのことはあるな、と思った。続いて、かんなぎのED?だったかな戸松っちゃんの「motto☆派手にね!」と、絶対可憐チルドレンのOPの「Over the future」を全力で歌唱!!知らないユニットでも知ってる歌を歌ってくれるとイイね!!
    \だいた~んっ!!/


    続いて登場するのはっ!!
    yozuca*!!
    「サクラサクミライコイユメ」「レンブラントの光」「サクライロノキセツ」など、俺でも知っている曲を歌ってくれた。萌えソングや電波ソングが専門の俺でも、この人の歌声の良さは伝わるものだ。歌だけでなく、作詞作曲をもこなす彼女。多分、この業界の音楽に携わる人で、長く活動できる人っていうのは、作詞や作曲、アレンジなどをこなせる人なんだと思う。
    詳しいセットリストはこちら

    染み渡る歌声を存分に味わい、最後の曲が終わると、続いて登場したのは、ミルキィホームズではなく、ブシロードの社長の木谷のおっさん!!
    だぁっ!もういいから、おっさん!!

    おっさんのトークについて詳しく知りたい人はこちらを見てね。(まとめブログだけど。)

    さて、おっさんはどうでもいいので、ミルキィホームズの4人について。
    知っての通り、ブシロードが社運をかけて(?)プロデュースしている4人組ユニットのミルキィホームズ。PSPのゲームやアニメなど幅広く展開している。彼女らは昨年も登場していたが、4人のうちの緑の子だけは、まだキャストとして決定しておらず、今年が初参戦だ。余談だが、オレンジの子は、昨年、「アニメ大好きです。エヴァとか好きです!」と言ってしまい、観客から「ニワカ」コールが起きた。(愛のある感じで)

    彼女らは、ブシロードの社歌とか、いろいろ歌ってくれたが、やはり俺の印象に残ったのは、
    『正解はひとつじゃないっ』『雨上がりのミライ』だ。
    夏のアニメロサマーライブでも聞いたが、やはりこの『雨上がりのミライ』は名曲である。
    作詞が畑亜貴さん。作曲が神前暁大先生。名曲じゃないはずがない。
    ↓ちなみにこの曲↓


    もちろん緑ファンの俺は緑の子を応援するわけだ。アニサマの時もそうだったが、会場のお客さんのサイリウムの緑率が半端じゃない。ミルキィホームズは4人いて、ピンク、青、オレンジ、緑という色分けになっているが、俺が見渡す限り、半分以上は緑だった。こういっちゃなんだが、緑の子が一番かわいくない。ピンクの子とか普通にかわいいよ?でもね、そういうんじゃないんだ。一番かわいくないから、とかいうお情けで応援するのでもない。もしかしたら、彼女はコンプレックスを抱いてるかもしれない。これで、会場のサイリウムが、緑以外でいっぱいだったら・・・とか考えるとさ、俺が応援してあげなきゃ感っていうか、玄人好みというか(俺は別に玄人じゃないけど)、放ってはおけない感じがするんだ。だから、俺は緑のサイリウムを煌々と光らせていたね!0観客からも
    \みどりー!!/
    とか聞こえたけど、おまえら、ちゃんと名前で呼んでやれよ、と。まぁ、俺も知らなかったんだけどさ。
    今、調べた。
    佐々木未来(ささきみこい)ちゃん、な!
    「みらい」じゃなくって、「みこい」な!!ちぃ、覚えた!
    そんでもって、これが未来ちゃんのブログ!!毎日チェックすること!

    ミルキィホームズのセットリスト
    (こちらのブログ「GONTAのぶらぶら日記」様からお借りしました。)
    01. 熱風海陸ブシロード~熱き咆哮~
    02. 正解はひとつ!じゃない!!
    03. ミルキィティータイム
    04. 雨上がりのミライ
    05. 聞こえなくてもありがとう


    ミルキィが終わり、続いて出てきたのは、小坂りゆさんだっ!!
    前日も出演していた子だ。俺と2才しか変わらんのか。ってかこの人、肌白すぎだろ。
    まぁ、正直行って、この人の曲は1曲も知らない。っていうか、この人の名前も昨日知ったばかりだ。Wikipediaとかで調べてみると、なかなかキャリアの長い人らしい。なんで、俺はこの人を知らなかったのか。
    歌もうまいし、なかなかよかった。『ココロの跡』がとても良かった。かっこよかった。
    そして、最後の曲を歌い終わってそのまま帰るのかと思いきや、次の出演者である喜多村英梨を呼び込んだ!
    ヲタエリは、この小坂りゆのファンらしい。そして、二人のデュエットによる『断罪の華~Guilty Sky~』もちろん俺は初めて聞いたけど、すげぇかっこいい曲だった!
    ちなみにこの曲はこれな。「クレイモア」っていうアニメのEDらしい。

    ヲタエリは、カンペ見ながらの歌唱だったけどw
    歌詞とか間違えたら失礼だからって言ってた。

    この曲が終わると、喜多村英梨ことヲタエリのターン!!
    正直言って、俺はヲタエリは好きだが、曲はほとんど知らないんだよね。
    個人名義で曲だしてたっけ?って感じだし、キャラソンも殆ど知らない。
    アニメ「こはるびより」のOP『エプロンだけは取らないで!』くらいか。
    だから、あんまり期待してなかったんだ。

    だが、そんな俺のマイナスな期待を見事にぶち壊してくれたね!ヲタエリは!!
    小坂りゆさんが帰って、ヲタエリひとりになり、いつもの調子でMCというよりはトークな感じの喋りを続け、観客がだいぶ温まったところで、あの名曲『経験値上昇中☆』ですよ!!みなみけのOP!!合いの手炸裂のあの曲!!

    多くの観客は、いきなりこれがくるとは思ってなかったんじゃなかろうか。っていうか、いきなりこれを持ってくるヲタエリのセンスwww
    会場全体がひとつになったよ!!

    そして、冬コミで出すCDに収録する曲、そして俺が大好きなUさんのユニットfuntaが楽曲制作している『オレンジ』!!とらドラのEDですな!!
    やはり、名曲だった。funta最高!!

    『オレンジ』が終わると、MCだった。次の曲で最後らしい。みなみけが聞けただけで、満足な俺だったし、ヲタエリが出てるアニメの曲で、ヲタエリが歌ってて、俺が大好きな曲を、必死に思い出していたけど、全然思い浮かばなかった。そう、ただ思い浮かばなかっただけなんだ。
    思い浮かばなかっただけで、俺は大好きな曲なんだ。
    「最後は飛べる曲がいいよね!」とヲタエリ。
    「ワン!ワン!言いながら飛びたいよね!」と。
    その時点で、俺の脳みそは答えを弾きだした。「あっ!」って口に出ちゃってたし!

    そうッ!!『SOMEONE ELSE』だッッ!!!

    もちろん作曲は、神前暁大先生ッッ!!!
    上の動画で聞いていただければわかると思うが、すげぇライブ向けな曲。
    ヲタエリ『SOMEONE!!』
    俺たち『わん!わん!!』

    まぁ、こんな感じだったが、会場の盛り上がりがハンパじゃなかった。俺の視界に入ってた全員が思いっきり㌧㌦してたし、全員が「わんわん!」言ってた。多分、その瞬間は日本で一番熱狂していた場所だと思う。
    っていうか、おまえら訓練されすぎなんだよwww。でも、俺、この曲、ライブで聞きたいと思ってたんだよなぁ。この縦ノリ感!!すっっっげぇ嬉しかった!!!
    ヲタエリーーーーー!!
    ほんと、ありがとーーーー!!



    このあたりが俺の限界だったっ!!
    だって、オタエリが俺の予想を大幅に裏切り(いい意味で)、すっげぇ楽しかったもんだから、俺の体力もオレンジゲージですよ。このまま、モモーイ、しゃおり、MOSAICと続けてここで観るのは不可能だと判断した。ぶっちゃけ、聖水が僕の体内に貯まりつつあった。あと数時間この場所をキープし続けることは、“死”を意味する。せっかく、早い整理番号をゲットし手に入れたこの場所だったが、仕方あるまい。それに、この密度のままモモーイを迎えたところで、周囲からの圧力で、俺の本気を大開放できないと判断した。
    結果的にその判断は、ナイス判断だったわけだが、それは後述しよう。

    ヲタエリのターンが終わり、いったん外に出て、休憩する。そして、Suaraさんからは、後ろのほうで観ることにした。
    外で休憩している人たちは口々に、「ヲタエリやばかったー!」と言っていた。
    俺(うんうん、やばかったなー!神セトリだったわー!)

    そして、「うたわれるもの」の主題歌「夢想歌」が聞こえたあたりで、中に戻った。俺はSuaraさんはあんまり詳しくないが、下調べの段階で、Elements gardenの藤田淳平さんの嫁さんだということを知っていた。だから、Suaraさんと一緒にステージにいるギタリストは、てっきり藤田さんなのかと思っていたが違った。名前は失念しますた!ごめん!でも、すっげぇかっこよかった!アコースティックギターでのプレイもそうだが、エレキでのギターソロがすごく気持ち篭ってて、グッときた。
    当のSuaraさんのほうはというと、やはり歌姫!すごいよ。聞き入ってた。前日のいとうかなこさんといい、この人といい、人を黙らせる歌唱力!ガンガン暴れるために集まったような俺たちを完全に黙らせていた。生で聴く迫力と、どこかエキゾチックな感じの歌声が、すごく素敵だった。

    いわゆる萌えソングとか電波ソングが(悲しいかな)一般受けしないのは、理解出来るけど、なぜこの人たちの歌が、世で評価されないのかが理解できない。アニメとかエロゲーの歌だからか?テレビとかで流れたり、街中でかかってる曲よりもよっぽどいいぞ?『キミガタメ』とか最高じゃないか。

    Suaraさんの日記によると、セットリストはこんな感じだ。
    1、夢想歌
    2、赤い糸
    3、トモシビ
    4、キミガタメ
    5、君だけの旅路



    心に染み入る歌声で、会場のテンションは、平常に保たれていた。
    Equilibrium Stateてやつだ。


    だが・・・


    このテンションをぶち壊す事件が起きた・・・


    “それ”は、Suaraさんの余韻に浸っている観客のテンションを一気に高めた・・・


    通常ならば、アーティストとアーティストの間は、ステージのスクリーンでPVなどが流れるはずなのに、今回は違った。


    PVではない。今までには流れていなかった映像が流れた。


    そう・・・俺は、いや、俺達はこの映像を知っている。


    今年の8月末・・・


    俺が長距離移動+睡眠不足で挑んだ、アニメロサマーライブ2010の映像だ!!
    あの人のシャウトが、会場に反響する!!

    聞き覚えのあるイントロッ!
    あの時と同じッッ!!あの時と同じだッ!!
    一気にテンションが上がった!!
    雄叫びを上げたッッ!!


    あの強烈なイントロっ!!そうっ!!
    『㌧㌦ベイビー』ッッ!!


    平衡状態だった観客という名の原子は、桃井はるこの映像と声に刺激され、熱でその形を留めることのできなくなった結晶のように弾けた!!


    この時点では、まだ桃井はるこは現れていない。
    大事なことだから二回言うが、こ桃井はるこはまだステージに現れていないし何も喋っちゃいない。
    ただ、ステージでアニサマの時の映像が流れているだけだ。

    だというのに、この観客たちは、UO発動させるわ、これまでどこにそんな体力残してたんだよwwと思ってしまうくらいに元気に㌧㌦していた!俺も、あのアニサマでの興奮を思い出し、思いっきり㌧㌦していたけど。

    この時俺がいた会場の後方は結構隙間があり、㌧㌦するには丁度よかったし、隣も前もモモイスト!!
    ヲタエリが終わった時、外に出ておいてよかったぜ!!案の定、前の方はすごい密度wwこれじゃあ㌧㌦できないよ。


    そして、俺と隣のモモイスト。
    目と目で会話してやったね!

    俺「やりますか?」
    となりの人「行きましょう!」

    みたいな。映像だけでもこれだけ盛り上がる会場。それが終わって登場する桃井はるこ!!
    会場が歓声に包まれるッ!!
    そして1曲目はぁぁぁぁッ!!
    『悠遠のアミュレット』!! だった気がする。
    ぶっちゃけ、精神が俺の脳の記憶領域を侵犯していたので、はっきりと覚えてないのだ。
    いきなりの名曲!!そして『mebius ring』!!この曲は本当に歌詞が素晴らしい。

    \おもてもうらも愛!!/
    うおおおおおおおおおおおっっっ!!!

    そして、昨年も歌った『Thunder shot!』
    これまたかっこいいんだ、この曲。
    \Thunder Shot!!/

    そしてここからの2曲は、9月に発売されたNew Album『IVY~アイビー~』からの楽曲。個人的にこのアルバムの中でも気に入ってる2曲だ。『Kiss! Kiss! Kiss!』『SWEET☆CANDY』
    この間の大阪のライブハウスでも聞いた2曲だったし、コール&レスポンスは完璧だっ!
    特に、俺はこの『SWEET☆CANDY』は、今年のエロゲソングベスト1だと思っている。(ムービー込みのエロゲOPベスト1は『魔界天使ジブリール -episode 04-』だが。)それくらいの名曲。エロゲソングを貶すわけではないが、エロゲソングにしておくにはもったいない名曲。



    このあたりで、となりのお兄さんが、バテはじめたっ!
    だが、俺は気にしないっ!
    ライブはまだ終わっちゃいないっ!
    倒れるならライブが終わってからで十分間に合うぜっ!

    次の曲も去年歌ったような気がする。『へんじがない、ただのしつれんのようだ』
    ロックなのに、すごく切ない失恋ソング。モモーイならではの歌詞!
    去年発売されたアルバムのタイトル曲だ。
    出勤するときに車の中でいつも熱唱してるぜ!!
    途中のセリフ部分→間奏のギターソロの流れが最高に涙を誘う。



    再び『IVY~アイビー~』から『Break down, Break dance!』
    そして、名曲『天空のスプライト』
    モモーイならではの歌詞。なぜこの曲がカップリングなのか。

    そして、楽しい時間は、本当にあっという間に過ぎる。
    最後の曲はやっぱり
    『IVY~アイビー~』!!
    まぁ、予想通りだったから、緑のサイリウムはすでに手に持っていたし、イントロと同時に点火余裕でしたよ。

    \I・V・Y/
    という振り付けとともに、残る力を振り絞って㌧㌦した!「歌詞がいい」とかしか書いてないけど、まぁ、この曲もまたいい歌詞なんだよ。

    訓練されたモモイストたちの満足そうな顔が、ステージの照明に照らされ輝いていた。



    モモーイのターンが終わった。
    体は汗まみれ。グレーのモモーイTシャツは、俺の汗を吸い、色が変わっていた。
    オレンジのモモーイタオルは、殺人濡れタオルと化していた。
    左足のふくらはぎが微妙に痙攣を起こしていた。
    ジーパンの左膝の部分は30センチくらい破れていた。

    もし、俺の格好を見たら、暴漢に襲われ、川に投げ込まれた後のように見えるだろう。
    それくらいボロボロだった。


    まぁ、心は超元気だけどねっ!
    だって、続くは、佐倉紗織さんとMOSAIC.WAVだもんっ!


    後方から見ていた俺は、昨日も一緒だったまことさんを発見し、合流した。
    ちょうど、いい感じに空きスペースが出来ていた。(←フラグ)

    そして、あの“萌えボイス”が会場全体に轟くッ!

    『∞LOVERS』!!
    あべにゅうぷろじぇくとではなく、ave;newの楽曲なのに、電波ゆんゆんな楽曲だ。
    そして、『HONEY』『Pure My Voices』と続く。
    ave;newの名曲たちだ。俺もよく知る曲。
    だが、俺は思った。「おまえら、ちょっと聞き込み足りなくね?」
    ノリはすげぇいいんだが、曲の展開が読めてないというか、ノってるだけ感が漂うというか・・・。
    甘いよっ!!おまえら、本当に“萌えソング”が好きなのか、と。
    まぁ、いいけどさっ!

    そして、結構古めの楽曲『Longing』。これまた、良い曲だ。CDと、今のしゃおりの歌い方が若干違う(歌うまくなってる)ので、新鮮だった。
    そして、New Album(?)に収録されてる『Octave Rain』
    もう知らないやつなんていないだろって曲『true my heart』
    ここまでが、ave;newコーナー。
    前の記事でも書いたが、俺が愛して止まない「あべにゅうぷろじぇくと」の楽曲は、まだ耳にしていない。


    くるのか・・・?


    きてしまうのか・・・?


    やっぱキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
    我らがしゃおりが宣言してくれた!!
    ここからずーっとあべにゅうぷろじぇくとずくしッッッ!!!

    昨日も歌ってくれた新曲『超越↑↑恋してナイしょ☆メア!!』


    例によって、前日と同様、会場内で大盛り上がりしてるのは、俺だけだった。
    しかも、俺の周りは微妙にスペースが広く空いていて、周りを気にすることなくハイジャンプ!!

    だけどな・・おまえら、これ昨日聞いただろ、と。
    なんで、俺についてこれないの?俺だけしか盛り上がってねぇじゃねーかよ。
    なんで、俺しかキュンキュン!ヽ(゚∀゚)ノしてねぇんだよ・・・
    ちゃんと、ヾ(゚∀゚)ノ ハイハイ!しろって言っただろ!!
    これやんなきゃ、あべにゅうぷろじぇくとの意味無いよ?
    次までの宿題な!!

    もう、このあたりはスーパー俺タイム。
    『ダブル♪SHOOTING☆ぱるちゅ!!』『チョコっとレイトな☆告白タイム!!』
    あべにゅうぷろじぇくとをよく知っている人じゃないと知らないこの2曲。
    断言できるが、会場内の誰よりも、俺が一番これらの楽曲を聴き込んでいる自信がある。
    わざわざ、Lovableの初回限定版まで買ったし、夏コミまで言って手に入れたCDに収録されている楽曲たちだ。
    マニアックと言えばマニアック。ぶっちゃけ、“萌えソングマニア”なんて、なかなかいないだろうし、あべにゅうファン以外でこの曲を知ってるやつなんているのか、ってレベルだ。
    だから、この曲でも、盛り上がってるのは俺だけだった。まぁ、もうひとりいたけど、そいつは、知らないくせにどんな曲でも盛り上がる糞イベンター(青T)なので、スルー。その和田さんに俺から一言。「あんたには愛がねぇ!!最前にいてジャンプしてりゃいいってもんじゃねぇぞ!!もっと純粋に音楽を楽しめ!!」


    だが、そんな楽曲ばかりだと、あまりにも俺得すぎる。
    最後の2曲は、誰でも知ってるあの2曲だ。
    『ラブリー☆えんじぇる!!』!!
    あべにゅうぷろじぇくとの名を世界に知らしめた楽曲だ。
    もう、俺が語るまでも無い。
    そして、その妹分にあたるこの曲。『エンジェルらいくに☆LOVEりたいっ!!』!!

    さすがにこの2曲は、完璧だったよ、おまえら!!
    俺のハイジャンプが霞むレベルだ!

    な?キュンキュン!ヽ(゚∀゚)ノすると楽しいだろ?
    \LOVEりた~いっ!/
    うむ。



    このあべにゅうぷろじぇくと5連には正直、体が悲鳴をあげてたね。
    まっすぐ立っていられないんだ。
    歌い手が叫ぶと、音圧?みたいなものが俺の頭を揺らしフラフラになる。
    だが、次でラスト・・・。
    MOSAIC.WAVのターンッッ!!
    彼らの入場曲に合わせ、会場全体が
    \A・K・I・B・A!AKIBA-POP!!/

    そして、そのままの流れで、MOSAIC.WAVの代表曲『We Love AKIBA-POP!!』
    本当にいい電波ソング。昨日も歌った『ふぉるしぃ』、『雀ばらや』と続く。
    ライブで聴く電波ソングは本当にいい。
    そして『脳内再醒』。昨日も聞いたけど、み~こさんの早口は本当にすげぇ。

    、だよ。
    次の曲は『ぱんちゅありー』と来たもんだ。
    パンツコールは起こるわ、本物のパンツを振り回してる奴はいるわ、そのパンツを中心にメリーゴーランドしてるやつらはいるわで、ぶっちゃけそっちのほうが楽しかった。

    ぱんつの次は何か?だって?

    “ようじょ”に決まってんだろ!
    『百合式おゆうぎうた』だよ。
    すごいよ。すごかったよ。
    だって、何百人ものおっさんがだよ?
    一斉に\ようじょ!!/って叫んでるんだよ?
    ものすごい光景だったよ。

    み~こ「悪と戦うはいぱー♪」
    俺たち「ようじょ!!!!」

    み~こ「頭脳明晰天才♪」
    俺たち「ようじょ!!!!」

    こういうのを30回以上も繰り返すこの曲。
    世界の中心で「ようじょ!!」を叫ぶヲタク。
    映画化決定。

    そして、このような楽しげな曲が終わると、俺の涙腺ぶっ壊れタイムだ。
    多分、俺がMOSAIC.WAVの楽曲の中で一番好きな曲だ。
    『キミは何テラバイト?』
    イントロとともに緑のサイリウムを点火しようとしたのに、音響トラブルのせいで、タイミングがずれてしまったが、そんなことも気にせず、俺はこの曲に聞き入っていた。

    コンピュータから人間への気持ちを歌った歌。

    擬人化が好き、あと、機械が心を持ってる的な話に涙もろい俺には、直球ど真ん中ストレートですよ。
    アニキのギターソロが泣けるんだよ、また。

    ボクはキミを 何も知らない
    キミはボクを すべて知ってる
    ボクは夢見る磁性体
    ふたり運命半導体

    呼び起こしてよ 閉ざしたままの記憶
    いたずら 帰り道 電車の車輪
    いつかボクが 賢くなったときに
    忘れた物も 復元(うつ)してあげる

    ボクはようやく1ケタTB
    キミは何テラバイト?


    この曲に出会えて本当に良かったと思っている。客の中には、ロマンス(オタ芸の一種)してる奴もいたけど、正直、理解できない。この曲の間、棒立ちのまま涙を流し続けた俺。

    名曲が終わり、『魅惑のツンデロイド』が始まる。
    涙目が収まらないまま、盛り上がる俺。
    昨日もやったが、この曲はやっぱすごい曲だ。

    そして、そしてついに、このイベントを締めくくる曲が始まる・・。
    今これを書いている俺もそろそろ疲れてきた。
    だが、この時の俺はもっと疲れていた。

    だが、残ったUOをフル稼働させてジャンプしまくったぜ!!
    ラストはもちろん『ふぃぎゅ@メイト』!!
    知らない奴なんていないッ!
    会場全体が、ふぃぎゅ@だッッ!!


    すごい盛り上がりだった。
    会場全体がまぶしかった。
    この2日間の俺たちが完全燃焼している様が、俺の目に映る。


    曲が終わってしまった・・・
    終わったのは曲だけではなく、俺らのHPもだった。
    隣のまことさんは、曲の終わりとともに、しゃがみこんでいた。


    最後。
    本当の最後。
    ジョイまっくす氏が締める。
    『みるくらりあっと最高ーーーーッッ!!!』
    俺たちの叫びとともに、熱く永い2日間は幕を閉じた。


    本当に最高だったよ。
    素晴らしいアーティストたちが、最高のパフォーマンスを見せてくれた。
    俺が大好きな楽曲を、大好きなアーティストたちが歌ってくれた。
    最高のイベントだったと思っている。


    「萌えソング」。
    あるいは「電波ソング」。
    こういう単語な時点でアレだし、一般人には評価されないなんてことは理解してる。
    理解してるけども、我慢出来ないときだってある。一般人だけでなく、同じオタクの中でもさえ分かってもらえないときもある。自分の価値観を、自分以外の人に理解してもらい共感できることってのは、結構レアな体験だ。ましてやそれが多くの人に理解され、CDが売れたり、TVで流れたりなんてありえないんだ。
    でも、俺が今いるこの場所は、こういうアーティストが大好きで、こういう楽曲が大好きで、わざわざ遠くから足を運んできてしまうような「愛すべきバカ」たちなわけだ。俺と同じ、あるいは多くの部分が共通した価値観を持っている連中ばっかりなんだ。マイノリティが、(ローカルにだけど)マジョリティになれる場所がここにはあった。「自分の居場所」と言っては大袈裟だけど、こういう自分の価値観が許される場所って必要だと思う。ネット内のコミュニティとかではなく、現実世界に。別に、誰かと会話できなくたって構わない。「こいつらは仲間なんだ」と思えるそういう場所が必要なんだと思う。

    とか、ちょっといいこと言ってみたけど、要は
    みるくらりあっとっっ!!!
    また来年もやってくれっ!!

    ってことだ。

    ここまで呼んでくれた人がいたら、本当にありがとう。

    P.S.
    このライブの後は、学校に戻り、2時まで作業。
    そして5時まで寝て、そこからまた作業。
    なんとか、プレゼンの資料を作り、進捗報告を問題なく終わらせたのであった。
    死ぬほど疲れた。
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    27歳、大学院博士1年生。

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