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Wake Up, Girls!を応援する中で思ってきたこと。

BytakumiP


 「これがWake Up, Girls!だ!!
   これがWake Up, Girls!のライブだ!!!」




7人の女性声優からなるユニット「Wake Up, Girls!」のセンター、吉岡茉祐さんがステージからそう叫んでいた。
これは、Wake Up, Girls! 4th LIVE TOUR 「ごめんねばっかり言ってごめんね!」の千穐楽
東京公演の夜の部、ライブのあとのMCでの出来事。
嵐のような歓声の中、僕は、そのあまりの衝撃に声も出せず、立ち尽くしていた。
その時、ステージに立つ7人の女の子は、達成感に溢れた笑顔を浮かべ、眩しく輝いていた。

僕は、この7人を「かっこいい」と思った。
そして、「絶対“最後”まで応援しよう」と心に誓った。





今回は、僕が応援している声優ユニット
「Wake Up, Girls!」(WUG!)
について書いていこうと思う。
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僕は、この声優ユニットを応援する中で、いろいろな気持ちを味わうことができた。
そして、そういう「気持ち」というのは、言葉にしないと伝わらないし、こういうブログに書いておけばカタチとして残るし、
数年後に読み返したときに、またいろいろな気持ちになれるかもしれないと思った。
適当に書いてみたら、結構長くなってしまったが、とりあえずは、WUG!に出会ってから4thツアーまでの記録だ。

声優ユニット「Wake Up, Girls!」とは、2014年1月に放映されたアニメ「Wake Up, Girls!」を発端に結成された声優ユニットだ。
(詳細は、うぃきぺでぃあ先生にでも聞いたほうが正確なので、そちらで)

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TVアニメ「Wake Up, Girls!」の放送当時、僕はこのアニメを知ってはいたが観ることはなかった。
第1話のパンチラシーンが、騒ぎたがりのオタクキッズたちによってネタにされているのを知っていて、
何となく敬遠してしまっていた。
また、楽曲制作が大好きなMONACAだったものの、当時、OP主題歌の「7 Girls War」を試聴してみて
「いまいち刺さらなかった」と感じてしまったというのもある。(もちろん今では死ぬほど好きだが)
挙句の果てに、「キャラクターデザインも好みではなかった」(らしい)。



僕がこのアニメのWUG!を見たのは、その約1年後の2015年3月のことだ。
当時、僕は、仕事の主張で毎週月~金まで富士山近くのクソ田舎で過ごすという毎日を、数ヶ月間に渡って強制されていた。
滞在先のビジネスホテルは、娯楽もなく、同僚たちと夕食を済ませたあとは、ただただ暇との戦いだ。
さすがに毎日飲みに出歩くわけにもいかないので、バンダイチャンネルでアニメを見て夜を過ごすことも多かった。
そして、そこでTVアニメ「Wake Up, Girls!」を観た。
なぜ観ることにしたのかというと、僕が尊敬しているTwitterのオタクの一人が、WUG!にハマっており、
「この人がそんなに面白いと言うんだったら観てみようかなぁ」と思ったのがきっかけだ。


これが僕と「Wake Up, Girls!」との出会いだ。


結果から言うと、僕はこの作品にドハマリしてしまった。
次の日も仕事で、5時半には起床しなければならなかったが結局深夜まで視聴をやめることはなかった。
ビジネスホテルの1室で、WUG!を観て号泣するオタクと化していた。

ストーリー的には、劇場版の「7人のアイドル」から観るべきであり、そのほうがいいとは思うが、
その続きの話であるTVシリーズだけでも十分に素晴らしいものだった。
特に心を打たれたのが第7話「素晴らしき仲間たち」だ。
ネタバレは避けるが、林田藍里の苦悩と、それを助ける仲間たちや両親とのやり取りが最高で、
林田藍里に感情移入しすぎて涙が止まらなかった。
(この話のせいで、林田藍里を好きになり、
結果的に中の人である永野愛理さん推しになってしまうわけだが、それはまた別のお話)



さて、一度ハマると突っ走るタイプである僕は、それ以降、WUG!三昧だった。
「タチアガレ!」、「16歳のアガペー」、「7 Girls War」など、WUG!の楽曲にもめちゃくちゃハマってしまった。
約1年前に「刺さらなかった」とか言っていた自分自身に対して「なんなのコイツ頼むから死んでほしい」と思った。
アニメは何回も繰り返し見たし、その年の秋に公開される、続・劇場版も楽しみにしていた。

ただ、この時点では、中の人であるわぐちゃんたち7人を推すことはなかった。
「僕は(声優ではなく、飽くまで)アニメのファンだから」という謎の矜持があったからだ。
例えば、CDも、わぐちゃんたち7人の写真のジャケットではなく、アニメの絵が描かれたジャケットのほうを選んだ。
なので、この時は、「Wake Up, Girls!の楽曲は好きだけど、ライブまでは行かなくてもいいかな」と思っていた。
もちろん、彼女たちが嫌いだからではなく、当時の僕は、「声優を“アイドル的に推すこと”」があまり好きではなかったからだ。
声優ユニット「Wake Up, Girls!」は、若くてかわいらしい女の子たちのユニットというのもあり、
彼女たちのファンも彼女たちをアイドル的に推している(人が多い)こともある程度知っていたので、
僕は一歩引いた感じになってしまっていた。

しかし、彼女らの楽曲の素晴らしさは、確実に僕の心を蝕んで(?)いった。
そして、いつからか、「WUG!のライブに行きたい」と、強く思うようになっていた。

そして2015年の春
Wake Up, Girls! 2nd LIVE TOUR 「行ったり来たりしてごめんね!」が開催されるという情報を得た。

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「絶対行こう」

僕はそう思った。

ところが、僕はその年の夏、7月から9月までアメリカのクソ田舎へ出張することが決まっていた。

「1回も行けないけどごめんね・・・!!!」
2nd LIVE TOURの日程を見た僕は、心の中でそう叫んだ。

そして、2015年9月、わぐちゃんのライブツアーに行けない哀しみを抱えつつ、
クソ暑い砂漠の中で不具合報告書を作成するだけのクソみたいな業務を完遂し、無事に帰国。
時差ボケも治りきらないうちに、僕は仕事の帰りに映画館へダッシュし、オタクとともに続・劇場版「青春の影」を観た。
そして、12月に「Wake Up, Girls!Festa. 2015 Beyond the Bottom Extend」が開催されるという話も聴いた。

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「やっと・・・やっとWUG!のライブに行ける・・・!」
僕はそう思った。

ところが・・・

そう、また、「ところが」だ・・・

嫌な予感はしていたんだ。
12月は、千葉市近辺に、長期で出張の予定が入っていたのはわかっていた。
だが、出張は基本的には平日のみであり、ライブは土曜だし、普通に行けるじゃーんウケケ、と思っていた。
しかし、嫌な予感というのは当たるもので、スケジュールを確認すると、その土曜日がイレギュラーな出勤日となっていた。
誰かに替わってもらうことも考えたが、その時期は僕が責任者的な立場で頑張らなければいけない時期だったので、どうにもならなかった。
(後になって聴くと、このイベント、「クソイベ」との声もあるみたいだが、それでも僕はこの時行けなかったことを悔やんでいる。)
ただ、続・劇場版「Beyond the Bottom」だけは、出張の仕事が終わったその足で、作業着上下および安全靴着用のまま映画館へとダッシュし、公開初日に鑑賞できた。

「青春の影」、「Beyond the Bottom」の2作品、これらもまた素晴らしい作品だったし、
主題歌である「少女交響曲」「Beyond the Bottom」も最高の楽曲だった。
そのため、僕の中にある「WUG!のライブに行きたい気持ち」は、Wake Up, Girls!Festa. 2015 Beyond the Bottom Extendに参加できない哀しみに比例して、より一層強くなっていた。

結局、僕がWUG!のライブを観られるのは、その年が明け、2016年4月に開催された「MONACAフェス」まで待たなければならなかった。


ここからは、少しその「MONACAフェス」について話していこうと思う。
僕のイベンター人生の中でも、転機となったライブだったので、少し詳しく書かせて欲しい。

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MONACAフェス
岡部啓一、神前暁、田中秀和、広川恵一らの作曲家を抱える楽曲制作集団の「MONACA」によるライブだ。
上記の作曲家たちはもちろん、アイドルマスターやアイドルマスターシンデレラガールズ、アイカツ!、そしてWake Up, Girls!も出演する、2次元アイドルコンテンツが大好きなオタクにとっては、これ以上ないイベントだ。

僕は、Twitter等ではHNを「たくみP」と名乗っている。その名の通り、アイマスPだ。(ニワカだけど)
アイドルマスターはゲームもキャラもとても好きだが、ライブには行ったことがなかった。
チケットが入手困難というのもあるが、「アイマスのキャラ自体が好きすぎて、中の人が歌っている所を観ても、盛り上がらないんだろうなぁ」と勝手に思い込んでいたので、アイマスのライブに足を運んだことが無かった。
(もちろん、こういう考え方がクソであることは、ライブを観たことにより身を以て理解することになる。)

とはいえ、アイマス関連のMONACAの楽曲は大好きだったし、ライブで聴ける機会があるならぜひ聞きたいと思っていた。
そして、そんなライブにWake Up, Girls!も参加するとなれば、僕が足を運ばない理由はない。

「(わぐちゃんたちを生で観たいというよりは)WUG!の楽曲をライブで聴きたい」という気持ちはあったし、
やはり「アイマスの曲が好き」という気持ちもあった。
そして何よりMONACAの楽曲が大好きだし、「ここで俺が行かなきゃ誰が行くんだよ!!」という気持ちが強かった。
だから、僕は何とかチケットを手に入れMONACAフェスが開催される大宮ソニックシティへ足を運んだ。


何もかもが楽しみだった。
アイマスもWUG!もライブを観るのは初めてだっったし、大好きなMONACAの楽曲をライブで聞けるのが嬉しくて仕方なかった。
大宮ソニックシティに朝から並び、物販を全部購入。もちろんビールもいただき、万全の状態でライブに臨んだ。

席は1階席の最後方というあんまりな席だったが、それでも全く問題なかった。
この空間にいられるだけで幸せだった。

そしてライブが始まった。

アイドルマスターのTVアニメの1期の主題歌「READY!!」だ。
ステージの億からライトに照らされシルエットで登場するアイドルマスターの面々。
僕はこの曲に対して思い入れが非常に強く、この時、それはもう感動したのだが、それはまた別のお話。

そして、2曲目。
Wake Up, Girls!による「7 Girls War」だ。

横一列に並ぶ7人

イントロが流れる・・・

「行くぞ!」

「がんばっぺ!!」

「Wake Up, Girls!!!」

ずっと、ずっとCDで聴いていたあの掛け声だった。
僕は叫ぶ以外何もできなかった。

「本物だ・・・!」

僕が観ているのは、アニメの中のライブシーンではなく、3次元の7人の女の子がステージに立ち、歌い踊る姿だ。
その7人は、アニメ「Wake Up, Girls!」の主演の7人であり、劇中のアイドルユニット「Wake Up, Girls!」の声を当てている7人だ。
その7人が、劇中のライブシーンと同じ声で歌って、同じ動きで踊っていた。
これは現実であり、アニメの中ではない。
そんなことは分かっていた。
でも、僕は「本物だ・・・!」以外に何も言えなかった。

今までライブ映像で観てきたわぐちゃんを生で観られた、という意味で「本物」と思ったのもあるが、
アニメの中で観た7人の女の子が歌い踊るシーンが、そのまま現実世界に飛び出してきたのかと思うくらい
高いレベルの再現度、という意味で「本物」と思った。

「曲が好き」とか、「ライブを観るのをずっと楽しみにしていた」とか、そういう個人的な事情を吹っ飛ばす「圧倒的」かつ「有無を言わせない“本物感”」。
今まで、アニメ発の声優ユニット(例えば、ミルキィホームズや七森中ごらく部等)のライブは何度も観てきたが、WUG!のステージから発せられる「本物感」は桁違いだった。
アイドルのライブステージとも違っていたし、ただ単に「声優さんがアイドル役でステージに立って、歌い踊る」というのともまた違っていた。
うまく言葉にできないが、「WUG!がWUG!をやっている」という感じだった。

僕は完全にココロを撃ち抜かれていた。
いや、撃ち抜かれたと言うよりは、根こそぎ持って行かれたと言ったほうが適切だろう。
だから、僕は「もっとWUG!のライブを観たい」と思ったし、そうでなければ気が済まなくなっていた。
この時を境に、僕は、アニメ「Wake Up, Girls!」だけでなく、声優ユニット「Wake Up, Girls!」にも完全にハマってしまった。


そして、その夏、Wake Up, Girls! 3rd LIVE TOUR 「あっちこっち行くけどごめんね!」が開催された。

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僕はその夏も米国への出張が予定されていたが、2ndツアーに一度も行けなかった昨年よりは
短い期間で済みそうだったので、出来る限り参加しようと思った。
結果、初日の舞浜アンフィシアターでの公演も参加できたし、新潟公演の昼の部にも参加できた。
(舞浜で、永野愛理さんのタオルを購入した記憶があるので、このときにはもう“藍色推し”だったようだ。)
そして、8月7日の仙台公演。
もちろん参加したかったが、ちょうどその日が米国へ向け出国する予定の日だった。
国内出張だったら、なんとかして日程を調整するところだが、さすがに海外出張の予定は調整の余地なしだ。
だから、仙台公演は諦めざるをえなかった。
WUG!の聖地である仙台でのライブ・・・本当に見たかった・・・
だがしかし、その前日8月6日のKHB七夕フェスというイベントにおける「勾当台公園でのライブ」だけは参加しようと思った。
そこでのライブを見て、すぐ帰宅すれば、翌日のフライトには十分間に合うからだ。


だから、僕はこのライブに参加できると思っていた。

「7人のアイドル」の聖地、勾当台公園の野外ステージ。
劇中のラストシーン、7人が歌い踊った場所。
WUG!シリーズの中でも最も印象的なシーンの1つ。

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そこでわぐちゃんたちが歌うんだ。

絶対に・・・、絶対に見たかった・・・・



現実は非情だった。

7月、仕事をしていると、既に渡米していたプロジェクトマネージャからのメール。

「こっち、人手が足りないから早く来てね❤
 というわけで、8月3日出国よろしく~」

僕は「は?死ねよ」と思った。(もちろん、プロジェクトマネージャ個人に対してではない)
僕は、今までこの会社で仕事をしてきて、そのせいで何度も何度もWUG!のライブの機会を逸していたし、
恨み辛みは山ほどあった。だが、この時ほど、「死ねよ」と思ったことはなかった。
そして、プロジェクトマネージャからの業務命令により、関係各所がいつになく迅速に対応しやがり、僕の出国の予定は早まることとなった。


行きたかった・・・
行けるはずだったのに・・・

↓その時の僕の様子




「こんなのって・・・、こんなのってないよっ・・・・!!」





僕は涙ながらに渡米した。


このクソみたいな米国出張も、もう3度目だ。
例によってクソのような業務を約1ヶ月間こなし、9月上旬に帰国。
渡米中、勾当台公園のライブや3rd LIVE TOURに参加できない辛さを紛らわすため、
WUG!のアニメの海外版BDとブルーレイプレイヤーを購入し、暇さえあれば見まくっていた。
だからと言って、僕のWUG!欲が満たされることはなく、僕は猛烈にWUG!に飢えていた。

居ても立ってもいられなかった。
帰国後すぐの土日に、別にイベントがあるわけでもないのに、仙台へと車を走らせ、聖地巡礼をした。
WUG!の聖地巡礼はこの時が初めてだった。
そして、それ以降のWUG!関連のイベントは出来る限り参加するようにした。
飯田市にも行ったし、洗足学園の学園祭にも行った。
そして、その年、ようやく「Wake Up, Girls!Festa. 2016 SUPER LIVE」にも参加できた。
その後、石巻にも行った。
「お渡し会」なるものに参加したのはWUG!が初めてだった。
奥野香耶さんと永野愛理さんに、感謝の気持ちを伝えることができた。


年が明け、舞台「青葉の記録」も見に行った。
開演早々、制服での「タチアガレ!」で号泣した。
米国出張のせいで参加できなかった3rd TOURの千穐楽で披露された、制服での「タチアガレ!」
やっとここで観られた。



気がつけば、学生の時よりイベントに参加するようになっていたし、遠征も楽しみのひとつになっていた。
どんなイベントでも、WUG!のイベントに行った後は、楽しかった気持ちでいっぱいになる。
特に、ライブイベントは最高だ。


声を大にして言いたい。
WUG!のライブは毎回めちゃくちゃ楽しい。
「生で音楽を聴く」以上の何かがあると思っている。
歌唱力という点では、他にもっとうまい声優さんや歌手なんていくらでもいるし、
ダンスについても、他にうまいアイドルがいるだろう。
ステージの演出だって、他にもっとすごいライブやコンサートはいくらだってある。
でも、なぜかあの7人のライブステージには、何か「凄み」みたいなものを感じてしまう。

「チームワーク」とか「団結」とかそういうモノ以上の何か。
7人のうち誰かが凄いからではなく、7人が揃って初めて生まれる「何か」が凄い。
何度もライブで聴いた曲でも、初めて聴いた時と同じくらいに感動してしまうし、あの7人がその時できる全てを僕達に
ぶつけてくるような、そういうエネルギーを感じる。
だから、僕はWUG!のライブがあるときは可能な限り参加してきたし、これからもそうするつもりだ。



こうして、いつの間にかファンクラブにも入会し、念願だったソロイベント参加も果たせた。
(これもまた各メンバーの公演が最高だったのだが、それはまた別の記事で)
そして、ソロイベントの最終公演(田中美海さんの公演)にて、ついに2017年の夏のツアー開催が発表された。

Wake Up, Girls! 4th LIVE TOUR 「ごめんねばっかり言ってごめんね!」
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ある程度予想はしていたのもあり、僕はすでに「その覚悟」を決めていた。


「絶対に全通してやる」

という覚悟だ。

場所は、大阪、仙台、埼玉、福岡、沖縄、広島、東京の7ヶ所。
それぞれ昼公演、夜公演があるので、計7会場14公演だ。
チケット代だけで10万円を越えたし、ほぼ毎週遠征+平日仕事による体力の消耗も心配だった。

だが、これは僕の「意地」だった。
2015年の2ndツアーは一度たりとも、
2016年の3rdツアーは3公演だけは参加できたが、それ以外は参加できなかった。

このように、過去2回のツアーは、仕事のせいで満足に参加できなかったが、
この2017年の夏は、出張の予定もなく、国内で過ごせる予定だった。

「今までのツアーに参加できなかった分、このツアーで取り戻す!!」

そういう気持ちだった。
だから、僕は全公演参加した。
(その時の思い出は、別の記事に詳しく書かせていただく予定)

全公演参加、つまり、7月中旬からほぼ毎週ツアーに参加した。
旅行も兼ねていたというのもあるし、毎公演異なるセットリストだったので、本当に楽しい思い出になった。
各公演後に、わぐなー(WUG!のオタクの別称)諸兄と
「じゃ、次は来週の広島で!」みたいな挨拶をしたのもいい思い出だ。
全公演参加することのメリットは、単純に数多くのライブを観られるということもあるが、
それ以上に「回を重ねるごとにわぐちゃんたちが仕上がってくる様子を感じられること」にあると思った。
そして、何より「一緒にツアーしている感覚になれる」ということだ。

だから、千穐楽の東京公演の夜は、感慨深いものがあった。
大阪から始まり、仙台、埼玉、福岡、沖縄、広島、そして東京。
2ヶ月間、僕は、いや、僕たちはわぐちゃんたちと一緒に回ってきたのだ。
ただ単に「ほぼ毎週、旅をしてはライブを観る」というだけの行為だが、僕の胸の内には「達成感」があった。
(経済的には壊滅状態だったが)体を壊したりせず、無事に全てのライブに参加できたという「安堵感」もあった。
そして何より、仕事に泣き、満足に参加できなかった過去のツアーの悔しさを払拭できた気がした。




そして、ツアー最後のライブが始まる!

「これが全通最後のライブだ・・・」

僕は、今まで以上に意気込んだ。
ライブ前には必ずビールを飲む僕が、このときだけは飲まなかった。
チケットは完売。
会場は満員だ。
今までのどの公演よりも盛り上がったと思う。
わぐちゃんたちが舞台から降り、エンドロールが流れている時、僕は「本当に全通して良かった」と思った。
各公演の思い出がフラッシュバックし、いろんな気持ちで胸がいっぱいになった。

でも、その「いろんな気持ち」を(いい意味で)ぶっ飛ばしてくれたのが、この記事の冒頭のシーンだ。

アンコール後の最後の曲の前のMC(だったと思う)

吉岡茉祐の叫び


「これがWake Up, Girls!だ!!
 これがWake Up, Girls!のライブだ!!!」



本当に衝撃だった。
普通なら「うおおおおおおおお!!!!!!!」と雄叫びを上げるところだが、
その時の僕はただただ呆然と立ち尽くしかなかった。
理解が追いついていなかったため、声を上げることすらできなかった。


「WUG!はかっこいい」
それは前から思っていた。
「7人それぞれとても『かわいい』女の子だが、7人揃ってステージに立つと、いきなり『かっこいい』に変わる」
僕は、そこがWUG!の大きな魅力の一つだと思っている。

そう。
ステージの上の彼女たちがかっこいいことくらい分かっていたはずなのに、何だったんだろう、あの衝撃は。

30数年生きてきたが、初めての感覚だった。
「うれしい」とか「楽しい」とかそういうものとはまた違う感覚。
「エモい」というのともまた違っていた。
プラスの感情なのは間違いないが、言葉にできないあの感覚


「これがWake Up, Girls!!だ!!」


そう!

そうなんだよな!!

これがWake Up, Girls!なんだよな!!!


「「言葉」では語り得ないWUG!の魅力を、「言葉」ではなく「ライブツアー」という形で、
彼女たち自身によって表現してくれたんだ」
と思った。
だからこそ、WUG!のセンターである吉岡茉祐のこの叫びだったんだと思った。

ライブの後、その得体の知れない感覚に、僕は酔っていた。

14回もライブを観たのにまだ足りなかった。
「もっと応援していたい」と思った。
「これからもあの子たちを応援しよう」と思った。

ずっとずっと・・・

そう・・・

Wake Up, Girls!の「最後」の時まで・・・


話は少し逸れるが、声優ユニットの「最後」は悲しいものとなることが多い。
事務所やレコード会社の事情等により突然の活動休止となったり、活動がなくなり自然消滅、なんてのはよくある話だ。
だからこそ、僕は、WUG!にはそうなってほしくないと思っている。
その時が早く来てくれ、なんて微塵も思っていないが、「最後」というのはどうしたって必ずくる。
その時は、WUG!には、きれいに、そしてかっこよく解散して欲しいと思っている。

そのために必要なのは、最後の場所だ。
あの子達に思い残すことがないよう、解散ライブをちゃんとやってほしい。

僕は、仕事を辞めてでも参加するだろうし、彼女たちがステージに登場した瞬間、号泣すると思う。
最後の姿を目に焼き付けようと必死に応援するだろう。
アンコールが終わって、彼女たちが舞台から降り、
「本日の公演は終了しました」という会場アナウンスが流たとしても、僕たちは声を上げ続けるだろう。
その日の夜は、めちゃくちゃお酒を飲むんだろうし、そうでなければ眠れないと思う。


そして、目を覚ますと、また日常の生活が始まるが、暫くの間は、僕は立ち直れないと思う。
ライブイベントなんて当分行けないかもしれないし、Wake Up, Girls!の曲も聴くこともできないだろう。
でも、ちゃんと最後にライブをやって、かっこよく解散してくれるのであれば、いつかは立ち直れるはずだ。


僕は、その時になってようやくWake Up, Girls!の曲を聴くことができる。


解散後、初めて聴くWake Up, Girls!の曲はもう決まっている。




目を閉じれば、そこはWake Up, Girls!のライブ会場

大歓声の中、ステージに立つ7人の姿

そして、センターの吉岡茉祐が叫ぶ



「私たちの始まりの曲です!聴いてください!!」




「タチアガレ!」






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